こんにちは。たに(@tanirepo)です。
今日はAWS(Amazon Web Services)を調べたので、その時の調査メモを記事にしてみます。
Compute
AWS を使用したクラウドコンピューティング
仮想サーバーホスティング、コンテナ管理、サーバーレスコンピューティング。
[https://aws.amazon.com/jp/products/compute/]
主要サービス
Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)
Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) は、サイズ変更可能なクラウドベースのコンピューティング能力を EC2 インスタンスの形で提供する、仮想サーバーと同等の柔軟なサービスです。インスタンスは 1 つ起動させることも、同時に数千起動させることもでき、使用した分に対してのみ支払いをするため、ウェブ規模のクラウドコンピューティングが容易になっています。さまざまなユースケースに合わせて最適化された幅広い種類のインスタンスと、インスタンスの支払い方法の選択肢が用意されているので、コストを最小化しつつビジネスニーズに基づいてアプリケーションを最適化できます。
- 特徴
- 必要なときに、必要な分だけ課金される、1時間単位の従量課金で利用できる
- 様々なスペック、OSを選択できる
CPU、メモリ、I/Oを最適化したり、GPUを搭載させたり - Elastic IP adressを利用して固定のグローバルIPアドレスを付与できる
- 価格体系
- インスタンス利用料
- データ転送料
- 一般的なユースケース
- ビッグデータ (Hadoop、Spark など)
- データベースソフトウェア (Aurora、DynamoDB など)
- エンタープライズアプリケーション (SAP、Oracle、SharePoint など)
- BYOL を含む、オンプレミス環境からの移行
- オープンソースのクラスター管理
- URL
- 注目度:★★★★★(AWSの基礎的な領域であり、知識として必須と思われる)
Amazon Lightsail
Amazon Lightsail は、AWS を利用して仮想プライベートサーバーを立ち上げて管理するための最も簡単な方法です。Lightsail にはプロジェクトをすばやく開始するために必要なものがすべて含まれており、仮想マシン、SSD ベースのストレージ、データ転送、DNS 管理、静的 IP アドレスが予測可能な低価格で提供されます。直感的なコンソールから、構成済みのオペレーティングシステムとアプリケーションのイメージを数秒で起動し、簡単にリソースを管理できます。アプリケーションに、マネージドデータベースやコンテンツ配信ネットワークを始めとした数十種類の高度な機能が必要な場合は、これらの追加の AWS のサービスを Lightsail サーバーに接続できます。Lightsail のプランは月額わずか 5 USD からです。
- 特徴
- 秒単位でデプロイできるVPS
- 多くのOS、アプリケーション、開発環境イメージを提供
- 可用性とパフォーマンスを備えたSSDストレージ
- 便利なネットワーク管理機能でIPアドレス、DNS、ファイアウォールなどをセキュアに管理
- 直観的なLightsailコンソール、シンプルで柔軟なAPI
- AWSの他サービスと連携して拡張も可能
- 価格体系
- 必要なスペック(メモリ、CPU、ストレージ容量、データ転送量)に応じて5つのプランから選択
- スナップショット、300万件を超えるDNSクエリ、条件を超えるデータ転送量、アタッチされていないStatic IP などがある場合はそれぞれ少額課金
- 一般的なユースケース
- シンプルなウェブアプリケーション
- WordPress のブログとウェブサイト
- E コマースのウェブサイト
- 単一サーバーのビジネスソフトウェア
- URL
- 注目度:★★★★☆(EC2をより簡易的にしたものっぽいイメージ)
Amazon Elastic Container Service(ECS)
Amazon Elastic Container Service (ECS) は非常にスケーラブルで高性能なコンテナ管理サービスで、Docker コンテナに対応しており、Amazon EC2 インスタンスのマネージドクラスターでアプリケーションを簡単に実行できます。Amazon ECS を使用すると、自社でクラスター管理インフラストラクチャのインストール、運用、スケールを行う必要がなくなります。
- 特徴
- 管理ノード不要の、安定かつ高パフォーマンスなクラスタ管理サービス
- Serviceスケジューラ★で多様なロングランニングプロセス★を実行する基盤に
- コンテナを必要な台数稼働させる
- ELB連携★で、デプロイも簡単に
- Run Task★でバッチジョブを実行する基盤に
- どこかのEC2でコンテナを起動して処理させる
- 価格体系
- サービスの利用自体は無料
- 利用するEC2、EBS★、ELB★などの料金のみ発生
- 一般的なユースケース
- ウェブアプリケーション
- マイクロサービス
- バッチジョブ
- Docker のワークロード
- URL
- 注目度:★★★☆☆(AWSをOS層ではなく、コンテナ層で利用するうえでは必要となりそう)
AWS Lambda
AWS Lambda を使用することで、サーバーのプロビジョニングや管理をすることなく、コードを実行できます。課金は実際に使用したコンピューティング時間に対してのみ発生し、コードが実行されていないときには料金も発生しません。Lambda を使用すれば、実質どのようなタイプのアプリケーションやバックエンドサービスでも管理を必要とせずに実行できます。コードさえアップロードすれば、高可用性を実現しながらコードを実行およびスケーリングするために必要なことは、すべて Lambda により行われます。コードは、他の AWS サービスから自動的にトリガーされるよう設定することも、ウェブやモバイルアプリケーションから直接呼び出すよう設定することもできます。Lambda はサーバーレスコンピューティングの中核であり、サーバーについて考慮することなくアプリケーションやサービスの構築と実行が可能になります。
- 特徴
- OS、キャパシティ等インフラの管理不要
- S3、Kinesis、SNS等でのイベント発生を元にユーザが用意したコード(Node.js)を実行
- ユーザアプリからの同期/非同期呼び出し
- 価格体系
- コード実行時間(100ms単位)
- Lambdaファンクションへのリクエスト回数
- 1カ月あたり100万リクエスト、400,000GB/秒が無料で利用可能
- 一般的なユースケース
- ウェブアプリケーション
- モバイルバックエンド
- IoT バックエンド
- ストリーム処理ワークロード
- ファイル処理ワークロード
- URL
- 注目度:★★★★★(サーバレスアーキテクチャの根幹となるサービス)
付帯サービス
Amazon EC2 Elastic GPUs
EC2インスタンスにGPUによる3Dグラフィックス機能をアタッチ
- 特徴
- t2インスタンス★など安価なインスタンスと組み合わせることで、安価にGPUを用いた3Dグラフィックス機能が利用可能
- OpenGL API★に対応
- GPUメモリ1GB~8GBまで4つのGPUサイズが選べる
- 価格体系
- Elastic GPU サイズに応じて
- URL
- 注目度:★★☆☆☆(EC2でGPU使えますよというだけ?昨今のAI需要に対応?)
Amazon EC2 Auto Scaling
EC2インスタンスを負荷またはスケジュールに応じて自動増減
- 特徴
- Amazon EC2 インスタンス群を自動的にスケール
- 耐障害性の向上(インスタンスの異常を検知して、新しいインスタンスを起動)
- EC2 インスタンスの起動料金の最適化
- 価格体系
- サービスの利用自体は無料
- Auto Scaling によって起動されるEC2インスタンスの起動料金
- URL
- 注目度:★★★★★(クラウドのメリットを生かすためには必要な知識と思われる)
Amazon Elastic Container Service for Kubernetes(EKS)
可用性が高くスケーラブルな Kubernetes サービス
- 特徴
- Kubernetes の Control plane をマネージドで提供
- AWS機能との連携(IAM★、VPC★、PrivateLink★、CloudTrail★、等)
- Kubernetes ユーザの63%が現時点でAWSを既に利用
- 価格体系
- 現在、プレビュー提供中
- URL
- 注目度:★★★☆☆(まずはKubernetesの知識が必要)
AWS Fargate
サーバーやクラスターの管理が不要なコンテナの実行
- 特徴
- インスタンスの管理が不要
- タスクネイティブAPI
- 簡素で使いやすく、強力な新しいリソース利用モデル
- 価格体系
- リソーススペースの料金(vCPU/メモリ1GBあたり、1秒あたりの料金)
- URL
- 注目度:★★☆☆☆(まだちょっとナゾ。)
Amazon Elastic Container Registry(ECR)
フルマネージドで使えるDockerレジストリサービス
- 特徴
- 高可用性、スケーラブル、IAM連携、暗号化
- Dockerコマンドからシームレスに利用可能
- Amazon ECS★ なども連携済みで簡単にデプロイ
- 多くのパートナーが既に連携済みのレジストリ
- 価格体系
- イメージの容量に対して課金
- データ転送料
- URL
- 注目度:★★☆☆☆(AWSでDocker使うなら必要そう)
AWS Batch
フルマネージド型のバッチ処理実行サービス
- 特徴
- 多量のバッチジョブ実行をクラスタの管理を行うことなしに容易に実現できる
- ジョブとして登録したアプリケーションやコンテナイメージをスケジューラが実行
- 利用するインスタンスタイプや数、スポット利用有無などはCompute Environmentとして任意に指定可能
- 価格体系
- サービスの利用自体は無料
- URL
- 注目度:★★☆☆☆(サーバなくてもバッチ処理できるよってこと?)
Amazon Elastic Beanstalk
インフラ構成の構築、アプリケーションデプロイの自動化
- 特徴
- 速く簡単にアプリケーションをデプロイ可能
- インフラストラクチャの準備&運営からアプリケーションスタックの管理まで自動化
- Auto Scaling によりコストを抑えながらスケーラビリティを確保
- Java、PHP、Ruby、Python、Node.js、.NET、Dockerなどに対応
- 価格体系
- サービスの利用自体は無料
- アプリケーションの保存、実行に必要なAWSリソースに対してのみ課金
- URL
- 注目度:★★☆☆☆(よくわからない・・・)
Elastic Load Balancing
スケーラビリティ、パフォーマンス、セキュリティを高めてあらゆるアプリケーションの耐障害性を実現。
- Classic Load Balancer(CLB)
レイヤー4および7のロードバランサ-- 特徴
- 複数のAmazon EC2インスタンスに負荷分散
- 複数のアベイラビリティゾーンに跨って、高レベルの耐障害性を実現
- CLB自体が自動的にキャパシティを増減
- 価格体系
- CLBの起動時間
- CLBのデータ転送量
- Application Load Balancer(ALB)
レイヤー7のコンテントベースのロードバランサ-- 特徴
- レイヤー7のコンテントベースで、ターゲットグループに対してルーティング
- コンテナベースのアプリケーションサポート
- WebSocket、HTTP/2、IPv6、AWS WAFをサポート
- 複数のアベイラビリティゾーンに跨って、高レベルの耐障害性を実現
- ALB自体が自動的にキャパシティを増減
- 価格体系
- ALBの起動時間
- Load Balancer Capacity Units(LCU)の使用量
- Network Load Balancer(NLB)
レイヤー4のロードバランサ-- 特徴
- TCPレイヤー(L4)のバランサーとして機能
- 固定IPアドレスが利用可能、AZ毎に1つ、既に持っているEIPも利用可能
- 送信元アドレスを保持するため、X-Forwarded-ForやProxy Protcolが不要
- 急激なスパイクにも対応可能
- 価格体系
- NLBの起動時間
- Load Balancer Capacity Units(LCU)の使用量
- URL
- 注目度:★☆☆☆☆(ロードバランサには3種類ある)
AWS Serverless Application Repository
サーバレスアプリケーションを検索、デプロイ、公開できるサービス
- 特徴
- ウェブやモバイルのバックエンド、イベントやデータの処理、ログ記録、モニタリング、IoTといった一般的なユースケース向けのコードサンプル、コンポーネント、アプリケーション一式を短時間でデプロイ
- 各アプリケーションにはSAM(AWS Serverless Application Model)伝プレートが付属
- 自分のアプリケーションを公開して共有することも可能
- 価格体系
- サービスの利用自体は無料
- URL
- 注目度:★★★★☆(サーバレスするなら必要そう)
VMware Cloud on AWS
VMWare環境をAWSクラウドに移行および拡張
- 特徴
- AWSとVMwareが共同で開発した、拡張性、安全性、革新性に優れた統合クラウドサービス
- Amazon EC2ベアメタルインフラストラクチャで動作する
- AWSのプラットフォームやインフラストラクチャとネイティブに統合
- オンプレミスのデータセンターとAWSクラウドの両方で、同じVMware Cloud Foundation技術(vSphere、vSAN、NSX、vCenter Serverなど)を使用
- 価格体系
- VMwareによって販売、提供、サポートされるため料金についてはVMwareと利用者の間で処理される
- URL
- 注目度:★☆☆☆☆(VMware環境を利用しているときはそのままAWSに移行できるよってこと?)
まとめ
たくさんあり過ぎて整理が難しい・・・。とりあえず、このペースで調査していって、あとで整理することにします。
ではー。
コメント